「糸巻き」に汚染された人間が浄化されていく様


by SONZUKA
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人生最後の長期休暇 ①サマーインターン

MBA2年目の夏休み=人生最後の長期休暇、ということで、それなりにIntensiveな夏休みを企画した。

 ①MBAなんだからインターンに行かなきゃ!
 ②学生なんだから旅行に行かなきゃ!


備忘録として先週金曜日に終えた①について記したい。

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①MBAなんだからインターンに行かなきゃ!

<雑感>
我がビジネススクール(KBS)は国内ビジネススクールであるせいか、修了後のキャリアとして、起業やキャリアチェンジを考えている人が非常に少ないようだ。2割弱と言ったところか。まぁ、他人がどうであろうと自己の意思決定とは全く関係しないのだが、ビジネススクールに行く理由として「同じような志望を持った志の高い人との切磋琢磨する」という目的も主要な理由として挙げられることから、やはりこの点では我がスクールは海外トップスクールと比べると極めて物足りないということになるだろう。同じ志望を持った人、というのが少ない上、切磋琢磨したい、という人になると更に限られてしまう。これはやはり残念なことである。

従って、海外ビジネススクールの「2年次はインターンをして過ごす」という常識が我がスクールではないわけで、インターンをしている人は殆どいないようだ。そりゃ、リクルーティングの情報を集めるのに苦労するはずである。

インターン先はTier1に属するトップの戦略コンサルティングファーム2つ(M社とB社)のうちの一つということもあり、他のインターン生のキャリアは凄まじく、私はそれに圧倒され「こりゃ自分にOfferが出ることはないな(苦笑)」と初日で諦めかけてしまった。ハーバード(前職:起業)、ウォートン(前職:某携帯キャリア・マーケター)、ロンドンビジネススクール(弁護士)、仏HEC(公認会計士)、国内ビジネススクールの私、といった顔ぶれなので、仕方ないだろう。自分のブランド好き、ブランドに対する弱さを痛感した。

<ファームの人々>
やはりパートナー連中は凄まじくレベルが高い。頭脳面、人格面、非の打ち所がない(もちろん、我々インターン生に対してはお客様に対する対外的な接し方をしているのでその分割り引いて考える必要があるが)。コンサルティングというProfessionと自身の属する組織を心から愛し、楽しんでいる様子がうかがえた。何しろみんな明るいしポジティブだし格好良いし、話しているこちらまで楽しくなってくる、そんな人たちである。流石である。マジで一緒に働かせてもらいたい、と思える人たちだ。

<海外トップスクールと我が国内スクールとの差>
これは全く感じなかった。インターンでは実際のケース(プロジェクト)に取り組み、インターン生毎に課題が与えられ、それをケースリーダーやメンバーとディスカッションして「仮説←→検証のグルグル回し」をしていく、というものなので、個々の思考力、分析力、アイディア創出力、知識力がよく分かる。コンサルティングファームにとっては高コストだがEvaluationとしては最適のリクルーティング法なのであろう。

前述の通り私は「所詮自分は国内、海外トップスクールの学生とは住む世界が違う」と思っていた。このファームのインターンに良くも選ばれたな、とビックリしていたほどである。初日では彼らのブランド・キャリアに圧倒されていたが、実際のプロジェクトが始まって彼らと議論する中で、自分の総合力は少なくとも彼らと同等以上であることを実感できた。これは大きな収穫である。国内スクールとはいえ、日本語でがっちり勉強してきた自分が知識力で負けるわけがないし、思考力、分析力にも引けを取らない。もちろん、5人の中での比較なので思い上がるのも危険だが(笑)、少なくともこのファームにインターンの選抜をされる、ということはそれぞれのスクールでも「cream of the crop」であった訳で、多少の自信を持っても良さそうだ。また、意外と「お勉強」も役に立つのだ。ミクロ経済学の基本的な考え方はやはりMBAには必須であろう。

ただ、彼らと私の最大の違いは、ギリギリまでレバレッジを掛け(借金をし)、世界各国から集まってきたエリートどもと母国語でない英語でアウェーで戦って勝ち抜いているという自信と、その戦いの中で、日本国内では絶対体験できない貴重な経験を彼らは持っているという点である。これはかなり大きな差であり、自己の努力で埋められるものではない。国内スクールに通う私としては、せいぜい”お勉強”を頑張り、英語で負けないように研鑽する、ことぐらいしか出来ないのは哀しいばかりである(他に何が出来るか真剣に考えてみる必要はありそうだ)。


で、あとはオファーが出るのを待つのみである。ま、期待をせず待つこととしよう。

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-追記-
無事、オファーを受け取った。大学院進学の目的は一応達成。良くやった、ということだろう。
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by SONZUKA | 2009-08-11 15:10 | 日々雑感