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「糸巻き」に汚染された人間が浄化されていく様


by SONZUKA
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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

久しぶりの投稿。

年末は久しぶりに多忙であった。T社での引き継ぎ、退職手続き、引越しを終えて、帰省。
年始は帰省し家族で正月を過ごし、初詣に行ってきた。

あけましておめでとうございます_b0045164_16331822.jpg

我が実家は、正月3が日に実家から車で1時間ほどの距離にあるとある神社に初詣に行くのが習慣となっている。この神社は父が私が小学5年のときに事故に遭い入院した病院の近くにあり、母は父のオペの前(重症であったので数回オペをしたそうだ)にオペの成功をお祈りに行っていた関係から、この習慣が続いている。数えてみると、16回目であった。60前の夫婦と30前、20半ばの兄弟が愛犬を連れて未だに正月に揃って初詣に行くというのは、良く考えてみると異様な風景なのかもしれない。別に私たちは信心深いわけではないし、特定の宗教に入信しているわけでもない。「毎年行っているので、行かないとなんだか気持ちが悪いし、悪い事があったら嫌だ」という感情なのであろう。

私は、12月末でT社し1月から新しい会社に移るので、うまくやっていけるようにと、1月に試験が控えている弟と共に祈祷をしてもらった。自分勝手な祈りを込めながら玉串をお供えし、二拝二拍手一拝と神道の正式な作法で神拝した(首相が靖国を参拝する時はこの作法に従ったか否かが争点になるのは面白い。政治は形式が重要なのは理解できるが、この作法が政教分離に何故関わるのか浅学な私には理解できない)。閑話休題。私は特別信心深いわけではない。しかし、何故お金と時間を掛けてこういう行為をするのか考えてみると、どうやら私は「神」の存在を信じているようだ。このときキリストや釈迦の顔が頭に浮かぶわけではないが、玉串を持ち必死に祈りを込め、深々とお辞儀をしている対象は紛れも無い「神」なのである。

明日はいよいよ初出社である。なんとも不思議な気持ちだ。特別緊張しているわけではないが、なんだか落ち着かない。気持ち悪い。私以外の全ての人がお互いを知り関係を築いている中に放り込まれる気持ちは、転校生のそれと同じようなものだろう。私は転校も転勤も一度も体験が無いのでこの感覚も初体験だ。今回の初詣も「やっぱり神様にお願いごとをしといてよかったなぁ」と来年の正月に思えるように頑張りたいものである。まさに神頼み…はぁ恥ずかしい…
by SONZUKA | 2005-01-04 16:24 | 日々雑感