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「糸巻き」に汚染された人間が浄化されていく様


by SONZUKA
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村社会の日本人??

今日は一日松山で中途入社社員の集合教育でのコメンテーター役を頼まれ嫌々してきた。そもそも転職を考えている人間にとって、希望を持って入社してきた新入社員に対して能書きを垂れるのは気が引ける。
15人がプレゼン10分質疑応答とコメント10分で薬の説明会を実施するというもの。まぁ、内容を見ると地頭の良さ悪さ、知識を入れたか否かがきちんと分かり興味深かったのだが、不思議なのは、コメントである。
私から見ると、まず良いことを褒める前に直した方が良い点、知っておいた方が良い点、気づいた点を指摘するのに手一杯だったのだが、研修生からのコメントは、当たり障りのない「褒め言葉」で終わり。「へ???」意味・意義・意図が分からなかった。「褒められた→嬉しい」、「褒める→喜ぶはず」の幼稚的な思考回路から脱却出来ていない人ばかり。「優しいソフトな話し方で理解しやすかったです」みたいな。成長が10年止まっている。そのコメントは、役に立つか?必要か?クダラナイ相槌以上でも以下でもない。典型的な村社会を見たような気がした。中途採用で入社してシビアに切磋琢磨し競争が必要なのに、遠慮しているのか、余り聞いていないから指摘できないのか…。どちらにしても不真面目極まりないと思ってしまった。
直すべき点を指摘するのは、「毒」みたいなイメージがあるようだ。直すべき点が無い人に何かを指摘するのは意地悪なのだろうがね。私は、気づいたことをバシバシ言ったし、分からないものは分からんと言ったのだが、引き気味でしたよ、会場は。他人を大事に思う気持ちを発現する術について考えたことすらないと思われる。あはははーーー仲良くて結構結構。
by SONZUKA | 2004-10-18 21:46 | 日々雑感