「糸巻き」に汚染された人間が浄化されていく様


by SONZUKA
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僕のアイドル

「VERGE OF LOVE」荻野目洋子である。Amazonによると1988年発売ということだから私が中学生の頃か。

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荻野目洋子と言えば私が小学校六年の時に買った初めての記念すべきCDである。ここから音楽人生の王道が始まった(笑)と言える。

いや、なにも、こんな休眠ブログにアップするほどの出来事があったわけではない。今更荻野目洋子が私のアイドルだったと宣言したいわけでもない。ただ、ビールを飲みながら何となくYouTubeで昔の懐かしの音楽の映像をザッピングしていたら現れたのが「VERGE OF LOVE」である。20年近く聴いていないこの曲を聴いて不覚ながらもビクッと来てしまったのだ。

調べるとなんと、Narada Michael Waldenプロデュースだとのこと(笑)。このころのナラダ先生と言えばWhitney Houstonのかの名盤、「Whitney Houston」をプロデュースしていたまさに絶頂期。そのナラダ先生がプロデュース、レベルが高いはずである。

この休眠ブログを見返すと、昔のJ-POPに対するあこがれについての記載がちょくちょくある。「音楽がMass Productionになる前のJ-POPは職人が作り込んでおり、時代を経てもいっこうに古くはならない」という感想である。この荻野目ちゃん(笑)のアルバムも多分に漏れず、まさにレベルの高さを感じさせる。

もちろん難しいBlackテイスト満載の曲(もちろん日本のアイドル歌手にとって、だが)を荻野目ちゃんが見事に歌っているわけではない。いやむしろ、恐ろしく違和感を感じてしまう(笑)。このCDを純情な中学生だった私が買って、それまでのアイドル・荻野目ちゃんの歌唱法とはあまりに違うBlackテイストモドキ(笑)であったので、変わってしまった荻野目ちゃんに少々ショックを受けてしまったほどだ。かつて無い高音部では喉から声を絞り出し、R&B系の歌手がやるフェイクモドキを織り交ぜるのでその前の荻野目ちゃんのアルバムとは全く毛色が違う。

いや、荻野目ちゃんと言えば、「Non-Stopper」はEuroテイスト満点だったし、当時のアイドル歌手としてはかなり斬新な方であったのだが、このアルバムの違和感はやはりそうとうショックだったようで、今聴いても当時の気持ちを思い出す。

ただ、よく聴いてみると、このリズムパターンといい、Jimmy Johnsonバリにフロントピックアップを効かせたベースの音色、時代錯誤的なシンセ、などそれなりに聴き所満載。アイドルに歌わせる曲としてはあまりにも難しい。果たしてこの曲がこの休眠ブログをアップするほどのデキなのかは酩酊状態から意識が戻ってもう一度判断することとしよう。
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by sonzuka | 2008-08-18 00:13 | 音楽