「糸巻き」に汚染された人間が浄化されていく様


by SONZUKA
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カテゴリ:音楽( 33 )

当に、青天の霹靂、巨星墜つ、と言ったところであろうか。“King of Pops”、Michael Jacksonの死である。

最近のMichaelは、とかく彼の奇行ばかりが話題に上がり、音楽的にはパッとしない状況であった。日本においては特に、音楽愛好家が少ないからか、鑑識眼(耳?)を持つリスナーが少ないからか、完全に「過去の人、気持ち悪いオジサン」的な扱いを受けていたように思う。

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私が彼を知ったのは、新入社員研修で滞在していた松山市で購入した「Off the Wall」がキッカケである。その肉体、手指、足先、髪の毛の先まで、また魂の隅々から湧き立つGrooveがCDに収められており、20代前半の子供の私には刺激が強く、イヤホンから流れるGrooveに当にKnock Out、悶絶、といった状態だった。もちろん、このGrooveはMichaelだけではなく、John Robinson、Louis JohnsonといったGroove Masterのヘルプがあってこそのものだが。

というわけで、Michael Jacksonといえば私の中では「Off the Wall」が条件反射なのだが、彼の死をキッカケに過去のアルバムが売れているという。7月に発売される「Off the Wall」の紙ジャケ版は、今Amazonで確認してみると「 > 音楽 > ソウル・R&B > ディスコ」では1位の売れ行き、「 > ファンク」では3位の売れ行きである。死んでから初めて評価されるというのが特に日本では多いが、是非彼を知らない音楽ファンには聞いてもらいたい。至高の名盤である。

っと、ブログを書き上げてAmazonのページを見たら、「Don't Stop 'Til You Get Enough」と「Workin' Day And Night」のデモの音源が追加されている!これは私も買わなければならない!
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by SONZUKA | 2009-06-28 13:23 | 音楽
Seawindの新譜「Reunion」が発売されるという。もちろん私もAmazonで予約をした。当バンドのLeaderおよびDrummerであるBob Wilsonの話で、再結成があり得るかも、という記事を読んで、楽しみにしていたアルバムである。この休眠ブログを見返すと、05年1月にこの記載があるので早いもので4年以上待たされたことになるのだ。歳を取るはずである。

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やや残念なのが、過去の名曲の再演が多くを占めることである。

しかし!更なるニュースはかつて4枚発売した彼らの作品のうち、新しい方の2枚しか入手できなかったのだが、この度、最も彼らのJuiceが出ている(と私が個人的に評価している)最初の2枚も紙ジャケで発売される。2曲ずつ未発表曲を収録して、というおまけ付である(この未発表曲は、「Remember」というベスト&未発表盤に収録しているが国内で入手困難)。これはAORファンには嬉しいところであろう。

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しかも、ビルボードライブ東京でライブを演るという。これはSeawindファンとしては一大ニュースである。Seawindのすばらしさは過去、当休眠ブログに書いてあるので、気になる方がもしいらっしゃったらご覧あれ。
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by sonzuka | 2009-04-04 19:19 | 音楽

CD大人買い

久しぶりに渋谷をぶらつくことになり、かつては月1で出入りしていたTower Recordに超久しぶりに行く。ここ1年間は殆どCDを買わず、音楽からトンと離れた生活をしていた反動が出たのか、衝動買いをしてしまった。

Rufus「Party 'til You're Broke」
Chaka Khan脱退後のRufusのアルバム。Chakaが抜けたとはいえ、John "JR" Robinson先生、Bobby Watson、David Wolinskiなどいつものメンバーなので思わず購入。心地よいFusionテイストあふれるFunkといったところ。1曲目でいきなりすさまじいLouis Johnsonバリのスラップが始まったので、「Bobby、キャラ変えたのか??」と驚いたが、この曲はLouisだとのこと。

Deniece Williams「This Is Niecy」
Morris Whiteプロデュースということで、試聴したらなかなかタイプの音、しかも1000円ということで衝動買い。Amazonでは784円で売られており、かなり後悔。大いにショック。

The Brothers Johnson「Out of Control」
先日Amazonで購入した、Jeff Porcaroファン待望の再発「Winners」に引き続いて購入。Jeffが参加しているとのことだが、ちょっとドギツイ打ち込みダンスチューンが盛りだくさんということで、しばらく塩漬けとなりそう。

David Sanborn「Live at Montreux 1984」(DVD)
DrummerがMy FavoriteのBuddy Williamsだったので一応購入。まずハズレということがない安心の一枚。

山下達郎「TATSURO FROM NIAGARA」
これも一応ゲッツ。結構好きな曲が入っていたので。

あとかなり逡巡したのが、Jorge Daltoの再発三部作。かのGeorge Benson先生のバックを務めたことで(それしかないか?)有名なKeyboardistであるが、この三部作のバックが凄い。試聴するとこれもグゥだったのだが、さすがにこれ三枚ゲッツすると2万近くの出費となるので、衝動を何とか抑える。廃盤にならないうちに入手しておいた方がよいかもしれない。

最近はインターネットの発達でリアルなレコード屋や本屋を使う機会が殆どない。買い物は殆どVirtual店舗ばかりである。またCDといった高関与・高判断力な商品においてはなおさらネットが便利である。品揃えは豊富だし試聴は出来るしブログのコメント等も参考に出来る。しかし、リアル店舗はやはり買い回りを促進するものである。ネットがリアル店舗を質的に凌駕するのはまだまだ先のようだ。コアな音楽ファンとしてリアル店舗の生き残りを心から願うばかりである。
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by SONZUKA | 2009-03-25 14:51 | 音楽

Decadenceな気分

最近は新譜を買うことがメッキリ無くなり、音楽については(それ以外もか?)完全にDecadenceな毎日を過ごしているが、Postした理由は、今日偶然にYouTubeでググって発見したEaglesの「One of these nights」のライブ版である。かつて、私が個人的にRock史に残る名ギターソロだとキメ打ちした、かのDon Felderの名ギターソロを収録した1995年のEaglesのライブ版がアップされていた。



私は別にDon Felderの熱烈ファンでもない。ただ、若干酩酊の脳みそには彼のギターという楽器が放つ、猛烈な熱量、色気を感じざるを得ないのだ。

素晴らしいギタリストは数多居る。私の一番のFavoriteはMark Knopfler大先生だが、Dire StraitsのKnopflerの後釜に他のセッション君が入ることはありえない。Dire Straitsのファンにとって、KnopflerはOne and Onlyであるからだ。ただ、Eaglesは違う。彼らは一般的にはChorusの美しいCountry Rockバンドという認識なのでGuitaristなぞはオマケに過ぎず簡単に代替されてしまう。悲しいことである。

Don Felderはやはり素晴らしい。完コピ君とは全く違う色気と味わい、湿っぽさを兼ね備えたギターソロである。レコードでの名演をそのまま伝える。伝説に残るバンドの伝説のギタリストは運指のお上手なセッション君とはレベルが違うのである。ギターという楽器は不思議な楽器だ。
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by sonzuka | 2008-11-03 23:31 | 音楽

僕のアイドル

「VERGE OF LOVE」荻野目洋子である。Amazonによると1988年発売ということだから私が中学生の頃か。

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荻野目洋子と言えば私が小学校六年の時に買った初めての記念すべきCDである。ここから音楽人生の王道が始まった(笑)と言える。

いや、なにも、こんな休眠ブログにアップするほどの出来事があったわけではない。今更荻野目洋子が私のアイドルだったと宣言したいわけでもない。ただ、ビールを飲みながら何となくYouTubeで昔の懐かしの音楽の映像をザッピングしていたら現れたのが「VERGE OF LOVE」である。20年近く聴いていないこの曲を聴いて不覚ながらもビクッと来てしまったのだ。

調べるとなんと、Narada Michael Waldenプロデュースだとのこと(笑)。このころのナラダ先生と言えばWhitney Houstonのかの名盤、「Whitney Houston」をプロデュースしていたまさに絶頂期。そのナラダ先生がプロデュース、レベルが高いはずである。

この休眠ブログを見返すと、昔のJ-POPに対するあこがれについての記載がちょくちょくある。「音楽がMass Productionになる前のJ-POPは職人が作り込んでおり、時代を経てもいっこうに古くはならない」という感想である。この荻野目ちゃん(笑)のアルバムも多分に漏れず、まさにレベルの高さを感じさせる。

もちろん難しいBlackテイスト満載の曲(もちろん日本のアイドル歌手にとって、だが)を荻野目ちゃんが見事に歌っているわけではない。いやむしろ、恐ろしく違和感を感じてしまう(笑)。このCDを純情な中学生だった私が買って、それまでのアイドル・荻野目ちゃんの歌唱法とはあまりに違うBlackテイストモドキ(笑)であったので、変わってしまった荻野目ちゃんに少々ショックを受けてしまったほどだ。かつて無い高音部では喉から声を絞り出し、R&B系の歌手がやるフェイクモドキを織り交ぜるのでその前の荻野目ちゃんのアルバムとは全く毛色が違う。

いや、荻野目ちゃんと言えば、「Non-Stopper」はEuroテイスト満点だったし、当時のアイドル歌手としてはかなり斬新な方であったのだが、このアルバムの違和感はやはりそうとうショックだったようで、今聴いても当時の気持ちを思い出す。

ただ、よく聴いてみると、このリズムパターンといい、Jimmy Johnsonバリにフロントピックアップを効かせたベースの音色、時代錯誤的なシンセ、などそれなりに聴き所満載。アイドルに歌わせる曲としてはあまりにも難しい。果たしてこの曲がこの休眠ブログをアップするほどのデキなのかは酩酊状態から意識が戻ってもう一度判断することとしよう。
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by sonzuka | 2008-08-18 00:13 | 音楽
なぜ休眠ブログをアップすることになったかというと、タイトルの通り、ギターという楽器の難しさを痛感したからである。

最近私は、仕事が暇で毎日早く帰宅する。読まなくてはいけない本は膨大にあるし、勉強しなくてはならない身なのだが、ようやく落ち着いてきたのでつかの間の休息を味わっており、いつものようにビールを飲みながらCDを聴いていた。最近年のせいか昔聴きあさったCDがやけに懐かしく、頭を離れないのがEaglesである、お恥ずかしい(ブログを書こうとパソコンに向かえば書くネタは色々あるのだが)。音楽的に退化している私なのだ。

さて、Eaglesと言えば過去にも書いたとおり、卓越したギターバンドというのが私の認識である。Eaglesでギターといえば私にとってJoe Walshではなく、もちろんGrenn Fleyでもなく(笑)、Don Felderなのであるが彼は脱退してしまった。ググると彼はギャラで揉めたらしく、しかも石原真理子バリに暴露本を出したと言うから哀しい限り。久しぶりにかの名盤「Hotel California」を聞いていたのだが、Don Felderのロックギター史に燦然と輝く(と私が評価している)「One of these nights」のライブプレイを聞こうとYouTubeで検索したところ、2007年のツアーのビデオがあったのでそれをクリックした。

ま、オチは分かる人には分かると思うが、ギターがあまりにも酷いのである。下手なのだ。Don Felderのプレイをコピーさせられる本当は上手いであろうDonの後釜(名前は知らない)が一番の被害者なのかも知れないが(笑)、Donのプレイを他のギタリストが弾けるわけ無いのである。ボーカルがDon Henleyから交代したくらいの違和感があるのだ。

Eaglesのドラマーといえば、素人並の腕を持つ(笑)Don Henleyなのだが、彼は賢明なことに最近ライブでドラムセットに座ることは少ない。16をガシガシ刻める「プロ」に叩かせている。Don Henleyがセットに座るときはつい運動音痴の我が子の徒競走を見つめる親馬鹿の心境となってしまうが、プロが叩くライブはバンドのグルーブは安定感抜群である(笑)。また、BassがRandy MeisnerからTimothy B. Schmitに変わったことに違和感を感じる人はそうはいまい(マニアを除いて)。

ただ、ギターという楽器はそうはいかない。ボーカリストが変更したのと同じレベルの違和感を感じさせてしまう。これだけコンピュータが発達した今でもギタープレイをコンピュータで再現することは出来ない。何故か。

肉声の唄と同じ要素が強いからだと私は考える。例え同じフレーズを譜面通り弾いても唄にはならないからだ。

グルーブから外して微妙に突っ込んだり溜めたり。ピッキングを変えて金切り声をあげたり甘くささやいたり。強く歪ませたり生音で弾いたり。チョーキングでベンドのスピード、タイミングを操り自己を主張することもできる。ビブラートだけでそれと分かるギタリストもいる。ここまで表現法が多彩な楽器はギターの他にはない。同じフレーズを弾かせてもギターという楽器が何故それぞれ違う唄を歌うのかの理由はこの表現方法の多彩さにあるのだ。だからこそギタリストには他の楽器奏者より天才やOne&Only playerが多い。バンドの不幸の多くはここが原因で発生する。Eaglesもその一つだと思う。

Don Felderの後釜君ももちろん巧い。ただ、ギターソロの完コピを観るのは素人バンドだけでたくさんだ。彼の粘っこい野太いプレイを聞ける日が来るのだろうか。
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by SONZUKA | 2007-10-18 22:08 | 音楽
クダラナイ話です。

昨日大学時代の友人と久しぶりに門仲で呑む機会があり、お互い音楽好きなので2次会として以前から気になっていたソウル・バー(ソウルミュージックを聴かせるショットバーを意味している)に行った。

結論から言うと、これが酷い店。

①スピーカー;とても「音楽を聴く」為のスピーカーではなく、BOZEのモコモコスピーカーであった。低音域のみ強調されミュージシャンが何を演奏しているのかサッパリ分からない。聞こえるのはベースとバスドラのみ。
②客層;音楽を酒の肴に呑んでいる人は皆無。従って「オサレ」なショットバー的な使い方をされていた。決してオサレでは無い店なのだが。
③店員;音楽を知らない。好きではない様子。「この店はどんな音楽を掛けるのですか?」との質問に「ブラックミュージックです」というザックリした解答。これは、日本料理を食べに行って「この店はどんな料理を出すのですか?」との質問に「魚とお酒です」という解答くらいのザックリ感。
④音楽;基本的にはレコードを置いているのだが少なすぎる。選ぶのが大変。一応、マリーナ・ショウのかの名盤を掛けて貰いましたが。

これじゃ、②客層≠音楽好きの筈である。考えてみると「音楽を肴に酒を飲める店」って殆ど無いですね。アルコールで撹拌された脳で聴く音楽の楽しみって他に変えられない幸福感があるのだが。私の父は私が幼い頃、近所のジャズ好きの友人を家に招いてグラスを傾けながらジャズをJBLで掛けていたが、その幸せが今になってよく分かる。こういったサービスを提供する店がほとんど無いこの国には音楽が文化的に根付いていない証拠だと思うのは私だけか。「雰囲気を楽しむ」、「踊るBGMとして使う」、「耳が寂しいから鳴らす」…。これ以上の音楽の使い方って無い物でしょうかね。寂しい限りです。
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by SONZUKA | 2006-07-20 22:44 | 音楽
今でこそフュージョンやAOR、Jazzを愛聴している私だが、音楽に心底はまったのは、WOWOWで放映された「Dire Straits-Live in Basel」でのMark Knopflerのギタープレイを見てからであり、それからというものしばらくはRockばかり聴いたものだった。

人生の1/3を生きて、過去を振り返る機会があるせいか、音楽についても昔聴いていたRockのアルバムを引っ張り出して聴いたり、仕事で顧客の元に向かうレンタカーでFMから流れるRockを耳にしたりすると、昔心を焦がして聴いた音楽を鮮やかに思い出しフラッシュバックすることが結構ある。何気に流れるZepを聴いてJohn Bonhamのドラミングに鳥肌を立てたりなんてことがあるのでラジオも良いものだ。最近の殆どのFMラジオがAM化していて糞みたいなものだがね。

今日は何故か突然「I looked away」を聴きたくなって何年ぶりだろう「Derek and the Dominos」の「Layra and other assorted love songs」をCDプレーヤーに入れた(この歴史的名盤が1,080円とは!恵まれた時代である)。
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今でこそ、金の亡者となりギタープレイも手癖のみで緊張感がないEric Clapton大先生(注)だが(笑)、このアルバムではレイドバックしてカラカラのストラトトーンを聴かせまくってくれる。「カラカラ」のというのがポイントだ。Derek and the Dominosというバンドはこれ一枚で解散してしまったオオヨソバンドとは言えないバンドだが、Ericが組んだ唯一のバンドらしいバンドと言っても良い(と決め打ちする、Creamはバンドではないから)。Bobby Whitlockとの解け合うようなコーラス、Duane AllmanのEricを完全に喰ってしまったリードギタリストぶり。Ericとはこの後長い間行動を共にするCarl Radleのレイドバックしたベースプレイ。そして、御大Jim Gordonの白人らしいジャスト気味で手数が多く、テクニシャンっぷりを遺憾なく発揮したドラムプレイ。これらがいちどきに解け合ったかのようなアルバムなのだ。音楽界で「一期一会」という言葉を感じさせるものはそう多くないが、このアルバムは当にその一枚である。このアルバムが何か新しいものを生み出したか、と問われれば、否、と答えるだろうが、Ericがこんなに「バンドらしいバンド」を組んだことがかつてあっただろうか、と考えると残念ながら無いのだ。このアルバム一枚が「クラプトンのバンド経験」なのだ。そういう意味で価値があるのだと気づいた。クラプトンファンなら、ストラトのハーフトーンサウンドが遺憾なく楽しめるし、「Have you ever loved a woman」での完璧なインプロビゼーションは必聴でであろうが。

残念ながら、この秀逸なバンドはスタジオ録音はこのアルバム一枚で自然消滅となる。だからこそこのアルバムは未だにロックの名盤として語り継がれるのであろう。Led Zeppelinが世に提示した「これこそ当にロックバンドの完成形(私個人の評価です)」のようなエポックメイキングなアルバムではないが、音楽は何もエポックを生み出す必要はないのだ。そもそもクラプトンはその存在、卓越した(かつての)ギタープレイだけでエポックなのだ。Zepとの違いは「Jimmy Pageはレッド・ツェッペリンというバンドが存在して初めてエポックと成り得た」ことだけ。Zepの曲が流れるとつい色々考えてしまう(John Bonhamのグルーヴ、John Paul Jonesのロイクなラインを聴いてこりゃもはやファンクだな、など)のと比べて、このアルバムを聴くときは何も考える必要はない。ただ心地よいレイドバックサウンドとリラックスしたクラプトンのボーカルに身を委ねればよいのだ。音楽の楽しみにも色々ある。

(注) クラプトン先生も紆余曲折があって、その時々でゾクゾクさせるギタープレイを聴かせていた。私にとっては(このアルバムでのプレイはもちろんのこと)、「24nights」でのプレイはアグレッシブに聴こえたし(前半の4ピースバンドでのプレイを聴いてみよ)、「Unplugged」でのアコースティックギターには度肝を抜かれた(アコースティックでも激巧!キチンと鳴らしとるなー)。また、「From the Cradle」はブルースを知らない19歳の少年であった私には十分刺激的であった。ただ、これ以降はことギタープレイについて言うと全く「鳴かず飛ばず」であると言う意味である。世間的な認知度と評価とは反比例的に私の評価は下がっていくのだ。
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by SONZUKA | 2006-06-30 17:49 | 音楽

久しぶりにCDゲッツ!

まあ、大した話題ではないのだがホントに久しぶりにブログをアップ。音楽ネタ。

「Tribute to Jeff Porcaro」をアマゾンでゲッツ。
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随分前(僕が大学生の頃)に発売されたもので、友人が購入していたのだが、何となく「トリビュート」に触手が動かなくて買わずにいたもの。とあるブログで推薦されているのを見て購入してみた。

いやーやはり天下のJeff Porcaro御大のトリビュートである。凄い面々。大好きな人がここぞとばかりに集っている。

Drums:Carlos Vega,Steve Ferrone,Jim Keltner,Bernard Purdie,Steve Gadd,Gregg Bisonette,Vinnie Colaiuta etc.
Bass:Jimmy Johnson,Nathan East,Freddy Washington,Will Lee,Neil Stubenhaus,Lee Sklar,Abe Laboriel etc.

まあリズム隊で僕個人的に好きな人たちでこれだけ。ドラマーのトリビュートだから、音も実に良い。ドラムがポピュラー音楽の中で一番映えるチューニング&音質を選んでいることが伺える。
ただ、あくまでも「トリビュート」ではあるので、色々物足りないところはあるのだが。
これらのミュージシャンが好きな人は買ってみても良いのでは?

最近買ったCDでもう一枚良いのがあった。
ユーミンの「A GIRL IN SUMMER」。
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CMで流れている曲もキチンと聴くと色々発見があるものです。ピカイチでカッコよかった曲は7曲目の「虹の下のどしゃ降りで」(JRのCMの曲らしい)。ちょっとオールディでブラックなR&Bテイストが何とも格好良い。ちょっとオールドスタイルのリズム隊。誰だろ、絶妙のスネアのチューニング(80年代の青純的な!)、ちょっとイナタさすら感じさせるハイハット&ライド、ベースライン。ロールからタム一発のシンプルなフィルイン。誰だろ?日本人かな、と思っていたら、Vinnie & Neilのコンビであった。やっぱり偉大だよVinnieは。このニュアンス、レイドバック感も出せるのか!素晴らしい。

とまあ、一応2枚をリコメンドしておきます!
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by SONZUKA | 2006-06-06 23:09 | 音楽
1.The Beatles「I saw her standing there」

今から思うと、最初にグルーヴというものを体で感じたのが、中学校一年の時にこの曲を聴いた時である。
当時はラジオ以外に自分の好きな音楽を掘り出す手段が無く、まさにラジオ中毒であった。今は廃刊となった「FM Fan」を月二回必ず買っていたし、今は死語となった「エアチェック」をして、カセットテープに録音をして何度も何度も楽しんでいたのだ。現在は音楽を入手するためにはわざわざ東京の大きなレコード屋まで出向く必要もない。AmazonやHMVのWebサイトで検索をし、試聴した上でいろいろな人が書いているリコメンドを読みつつクレジットカードで決済をすれば、目的のCDが会社に送られてくる現在から思うと隔世の感がある。当時CDを買うためには、自宅からバスに乗り南海電車で難波まで出てアメリカ村にあるタワーレコードまで出向かなければならなかった。しかも、試聴は殆ど出来ないしその目当てのCDが自分の好みに合うか分からないので、少ない小遣いをはたいて購入するのはホントにドキドキものであった。そんな時代である。

やはりラジオで知ったビートルズを聴いてみたいと地元の本屋で1000円で売られていたバッタモンの「Please Please Me」を購入したのだ。
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ホントは「Let It Be」とか「Strawberry Fields Forever」とか知っている曲の入ったものが欲しかったのだが、やっぱりファーストアルバムから聴かなくちゃ、と知っている曲が一つも無かったこのアルバムを購入したのだ。

大事に使っていたオーディオにこのCDを入れてガッカリしたのを覚えている。音が古いし、何かよく分からない。古くさい、ダサい音楽だと思ったからだ。当時はBon Joviなんかが流行っていて、クラスメートに「LIVIN' ON A PRAYER」なんてのがあるぞ、なんて教わって、ありがたくそういう音楽を追いかけていた私には当然の感想だろう(LIVIN' ON A PRAYERはカッコイイ曲だと思いますよ、因みに)。

しかし、何かのタイミングでもう一度よく聴いてみようとオーディオに入れ再生させたときに飛び込んできた一曲目のこの曲を聴いたときに体が硬直したのをはっきり覚えている。当に「衝撃」という言葉がピッタリ当てはまるのではないか。Paul McCartneyの「One, two, three, four!」というカウントから、Paulの激しいベースとシャウト、Ringoのドライブ感溢れるフィルイン、Georgeの見事なギターソロ…(Johnは??)。楽しそうな手拍子、鋭いギターのカッティング。3分に満たないこの曲を何度も何度も再生した。当時は音楽的なことは何も分からなかったけど、とにかく気持ちよかった。カッコよかった。ロックンロールのカッコよさを全て持っている。テクニック的には今から見ると難しいものではないが、4人が集まって、「せーの」で合わせてこのとてつもないドライブ感・グルーヴ感が出るのは当にマジックである。同じ4人が集まっても決して再現できないだろうし、これ以上のパワーは生まれない。この時この瞬間のみに生まれた奇跡だしか思えない。

その後いろいろな音楽を知り、大学に入学した後にバンドを組んだのだが、最初に合わせた曲がこの「アイ・ソー・ハー」であった。懐かしい。

このアルバムには他にも特筆すべき曲が沢山ある。John Lennonの艶っぽいボーカル、Paulの革新的なベースライン。3人の息のピッタリ合った美しいコーラス。まぁこれらは今回の趣旨から反するのでまた後日…。
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by SONZUKA | 2006-02-05 15:10 | 音楽