「糸巻き」に汚染された人間が浄化されていく様


by SONZUKA
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「朝イーグルス」の日であった。
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朝○○、という言い方を昔よく使った。
朝起きて何の音楽を掛けたか、と言う話題がバンド仲間と会うと必ず出て、「朝アビイロード」「朝古内東子」「朝24ナイツ」などと言ったものだ。

イーグルスにはまったのは今から11年前、浪人生の頃だった。当時はロック少年で、音楽を語れる友人が周りにいなかったためひたすら一人で好きな音楽を見つけていった。イーグルスは浪人時になんば駅から予備校までの徒歩を思い出すのであまり聴きたくはないのだが…。大学に入ってから今まで、このアルバムは殆ど聞いたことはなかったのだが、今朝起きて猛烈に「One of These Nights」のDon Felderの濃厚なギターソロが聴きたくなった訳である。イーグルスと言えば批評的な歌詞、美しいコーラス、カラッと乾いたサウンド、メロウなメロディなどが思いつくのだが、私は「極めて優秀なギターバンド」と評価している。Don FelderとJoe Walshの強力なツインギターが最大の魅力であろう。「Hotel California」などは言うまでもない名演であるが、この「One of These Nights」や「I Can 't Tell You Why」におけるギターソロは当にロック史に残る名演中の名演である。
「One of These Nights」では、鋭いテレキャスのリアピックアップ(と思われる)音色で19フレットの1音半チョーキングから入ってくる。左指に弦が張り付いて離れない粘っこいニュアンスはなかなか出せるものではない。ロック・ギターの最も美しいギターソロのお手本が聴けるのだ。今朝は思わずギターを掴んで大学時代に散々弾きまくったこのソロを弾いてしまった。

iTunesで音楽が配信される時代、CDを買わない、レンタルだけで済ましてしまう人も多くいるようだが、「ポリカーボネイト板」として物理的に音楽を所持する楽しみはここにある。11年間プレーヤーに乗せられなかったCDを取り出して、繰り返し読んだためヘタったジャケットを見ながら懐かしい音楽の魅力を再発見する。当時では理解できなかったものが見つけられる。確かにiTunesで音楽を聴くのはとても便利。しかし、音楽を聴く楽しみは「音」以外にも多々あるのだ。
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by SONZUKA | 2005-09-01 23:05 | 音楽